写メ投稿
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2024-08-22
『明日死ぬ幸福の王子』著者:飲茶
『明日死ぬ幸福の王子』著者:飲茶
「自分の死期を知らされるんて、おまえはとてつもなく幸福なやつだな」
ハイデガーの哲学をストーリーで学べる本です。
余命宣告を受けた王子が、出会った老人との語らいの中でハイデガーの哲学を学び、自身の死と生き方に向き合っていきます。
人間とは何なのか、人間の本来的生き方、死の性質と意味、自分と他者の価値などについて書かれており、人生の本質や生き方について考えさせられます。
1650円でこの学びと価値観を得られるのは破格も破格、人生最高レベルの自己投資です。
この本の著者である飲茶氏は、難解なイメージのある「哲学」を非常に分かりやすく、親しみやすい形で本にしてくれます。
ですので「哲学」と聞いて気後れすることは全くありません。
読み物としても充分に楽しめる1冊です。