女風セラピストとしての幕の引き方は
本当に様々。
理由も人の数だけあって、十人十色。
この業界で名を馳せ、
惜しまれながら勇退する者。
誰に知られることもなく、
静かに姿を消す者。
後進に道を譲り、
自らは経営や育成の立場に移る者。
それぞれの形で、
自分なりの終幕を迎えていく。
一方で、
女風ユーザーの皆さんの「卒業」もまた、
理由はさまざまですね。
家族のこと。
経済的な事情。
パートナーの存在。
体調やメンタルの問題。
あるいはふと訪れる心の区切り。
どんな理由であれ、
女風を利用していたことが苦い思い出にならず、
やさしく、穏やかなハッピーエンドに
なりますようにと願います。
手前味噌になるかもしれませんが、
僕は女風という仕事を誇りに思っています。
こんなにも女性の心と体、
両方に深く入り込む仕事は、
他に思いつきません。
だからこそときにしんどくなったり、
自分がすり減ってしまう瞬間もあるけれど。
それでも、他の何にも代えがたい
刺激や癒しがここにはあると信じています。
そして同時に
女風はあなたの人生の中の
ほんの一部でしかないとも思います。
人生という舞台の主役はあなた。
あなたはその舞台でいくつもの役を演じながら
日々を生きている。
女風ユーザーという役もきっとそのひとつ。
その役を演じきったその先に、
あなたなりのハッピーエンドが訪れますように。
その瞬間、静かに
でも盛大に幕が下りますように。
人生は一度きり。
恐れずで美しく。
santuario OSAKA 永士
