愛する家族が旅立ちました。

富山での仕事を終え、急いで東京へ帰ってきたけれど、愛犬の息が途絶えたのは、私が乗っていた新幹線の中でした。報告を受けた時、ただただ涙を堪えるので精一杯でした。

一昨日、火葬に向かう途中、空を見上げると、そこには青空を突き刺すようにまっすぐに立つ東京スカイツリーがありました。

そして、愛犬のなきがらと、大好きだったお供物。静かに眠る姿を見て、胸が張り裂けそうになりましたが、同時に「最期の瞬間まで、生き切ってくれたんだ」という感謝の気持ちも湧き上がってきました。

「会える時に会い、できる時にやる。」

この別れを通して、私はかけがえのない教訓を学びました。

愛犬との別れは突然でした。私たちは、明日も、来週も、また会えることを無意識に「当たり前」だと思って生きています。でも、そうではないのだと痛感しました。

「いつ会えなくなるかわからないから、会える時に人に会いましょう」

「できる時にやりましょう」

後悔しないように、今日という日、今という瞬間を大切にすること。それが、愛犬が私に教えてくれた、最後の、そして最高のセラピーでした。

 

この深い学びを、私はこれからのセラピストとしての時間に活かしていきます。

お客様一人ひとりとの出会いは、決して偶然ではありません。今日、私の施術を受けに来てくださったお客様は、私にとって「今、会うべき人」なのだと心から感じます。

だからこそ、心を込めて、精一杯の施術をさせていただきます。

疲れた体を解きほぐし、明日への活力をチャージしていただくこと。お客様の笑顔にお会いできることを、心から楽しみにしています！

この想いを胸に、今日も心を込めて、目の前のお客様に寄り添います。

ちょっと重くなってしまい申し訳ございません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。