僕はデザインやアート等のクリエイティブな仕事に携わっている。
だから、周りのクリエイターが、血の滲むような努力や制作過程を経た上で「商品」や「作品」を生み出していることを僕は知っている。
画家に『(タダで)絵描いてよ』
歌手に『(タダで)歌ってよ』
芸人に『(タダで)ネタやってよ」』
のような、非クリエイターから生まれるクリエイターへの『(タダで)◯◯やってよ』という言動は信じられない。
(信じられへんどころか、怒りの感情湧いてきてキモい)
でも仕方ない事だよね
一見クリエイターって楽しそうに(趣味感覚で)仕事してそうだし、一般的な仕事と比較したら「苦労」や「我慢」とかあまりなさそうに映るのかもね。
もしそのように映っていた場合
友人や知人にクリエイターがいたら『(タダで)◯◯やってよ』の言葉に全く罪がないのも理解できる。
(ホンマは全く理解なんかできひんし、そんなやつ友達でも知り合いでもない)
勘違いしてほしくないので伝えておくが、今話してる内容は「クリエイターは偉い」「クリエイターは優れている」ということでは全くない。
前置きが長くなったが、この日記で僕が一番伝えたいことは「当たり前のこと、当たり前にしてね」。
お医者さんにいったら診察料
車を直してもらったら修理費
コンサートに観たらチケット代
のように社会では「仕事」に対して「対価」が当たり前に支払われている。
それと同じ、社会では当たり前のことをクリエイターに対しても行ってほしい。
もっと言うと「職種」「職業」「業種」別け隔てなく、どんな立場の人にでも
良くしてもらったら『ありがとう!』って気持ちよくお金をお支払いする。
それが生産者と消費者、みんなを幸せにする幸倍(購買)活動だと思う。
金子トモヤ