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アンモモンプートアYokohama
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写メ投稿

  • 2024-05-16

    僕の、指は、ごつい。

    高校1年生の頃、クラスにいた野球部のやつに「おい、えいと、ちょっと手ぇ貸してくれねぇか?」と言われた。


    僕は何も考えずに「いいよ」と手を差し出した。


    すると野球部の野郎は、あろうことか僕の指の関節を勢いよく折り曲げた。


    驚く間もなく僕の指からはもの凄い破裂音がした。


    ッパァァァァアンン!!!!


    そう。彼に奪われてしまったのだ。

    指ポキポキ童貞を。


    しばらく指は痛くて動かなかった。関節がジンジンする。でも関節の可動域が心なしか広がった気がする。


    あの唐突で衝撃的な指鳴らしから、しばらくして僕は「もう一度、指を鳴らしたい」という衝動に駆られるようになってしまった。


    あの気持ちよさをもう一度味わいたい。我慢できない、、、!!


    僕は授業中にひとりでもう一度指を鳴らした。


    とても気持ちよかった。僕の指の音に誰ひとり反応することはなかった。僕はひとりで痺れる関節の余韻を楽しんでいた。


    指鳴らしの快感を知ってしまった瞬間だった。




    それからというもの、僕の指鳴らしはエスカレートしていった。手指の至るところを押し込んでみたり引き伸ばしたりして、とにかく指を鳴らしまくった。周りの人からみたら、僕は異常なまでに喧嘩っ早い人に見えただろう。怖かっただろう。


    一度、電車の中で指をボキボキボキ!と鳴らしたときは、さすがに友達に注意された。


    それほど指鳴らしにハマってしまった僕の指は、みるみるうちにゴツく、そして太くなってしまった。まるでなにかの職人のような手をしている。



    でも今になってみれば、結構この指を気に入っている。なんかエロいじゃん、、、?