写メ投稿
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2024-05-09
[大阪出張日誌 Part.1]探訪、大阪のラブホ街
夜行バスに揺られて三千里。目指すは西方。天下の台所、大阪じゃ!!!!!
初めての夜間高速バス、たしかに足元は狭いし、リクライニングも充分とは言えないけれど、まあ交通費を考えたら妥当だった。
窓には一面カーテンが掛かっているし、高速道路に乗って電気が消えれば、まあ寝付けるだろう、、、、、、
いや!考えが甘かった!!!!寝れねぇええ!!
『海辺のカフカ』の少年のごとく、僕も気持ちだけは世界で一番タフな25歳になる、、、、、、なっていたつもりだった。
でも、バスの中は空気が乾燥してるし、首は凝るし。世界一タフな25歳の僕でも流石に堪えたよね。
でも大丈夫!!!!!
だって大阪楽しみだもん!せっかくなら楽しみたいじゃん!気持ち上げてこう!!
ということで、僕はコルトレーンの『A Love Supreme』を聴きながら、かろうじて眠りについた。
そして大阪!!!!
ヨドバシ梅田タワーでバスを降りると、思った以上に冷たい風が吹いてきて、僕は肩をすくめた。でも気持ちいい。未踏の地に足を踏み入れるワクワク感。
さあ、何をしようか。早朝6時。次の予定まではとりあえずお風呂に入って、少し仮眠を取りたい。
だとしても、まだ時間が余ってる。
そうだ!!ラブホ街を散歩しよう!!!
それがいい!!!!
梅田駅からなんば駅に移動するため、御堂筋線に乗り込んだ。御堂筋線は赤い。赤がテーマカラーなんだろうな。情熱の赤。人情の赤。いいじゃないの〜。
電車の中では、すぐ近くで大阪の若者たちが話している。関西弁だ。関西弁同士の会話というのは、僕の耳には心地が良かった。もっとその会話を聴いていたかった。
こちらは好奇の目で大阪を見ているのに、大阪は僕なんかに目もくれやしない。それが心地よかったんだ。
そして、なんば駅に着いた。
僕が真っ先に向かったのは、もちろんラブホ街だ。
朝のラブホ街は寂しい。でもこれはこれで良い寂しさだ。束の間の眠りの時間みたいだ。僕は眠りにつくミナミのホテル街を起こさないように静かに歩いた。
高架下の道路沿いにもホテルがあったりする。この辺りは、東京で言うなれば国道246号線沿いに風景が似ている。ほほう。そして意外と綺麗。歌舞伎町や渋谷と比べると綺麗な気がする。
しばらく歩き回ると、そろそろお腹が減ってきた。昨日の20時以降食べてない。さすがに朝ごはんが食べたい。。
僕は大阪らしいものを探して歩いた。歩いた。歩いたのに!!!何も見つからなかった。だって今は朝の7時だもん。
大阪に来て一番最初に食べるものが、すき家の牛丼とは、僕もまさか思いもしなかったよ。
でも美味しかった!特に紅生姜!
ご馳走様でした!