写メ投稿
-
2025-07-31
灯りを落として
外ではずっと、笑顔を張っている。
場の空気を読み、誰よりも気を配り、完璧に振る舞う。
それが“プロ”としての誇りでもあるから。
でも、仕事が終わって一人になった瞬間。
ふと鏡に映る自分の顔に、疲れが滲んでることに気づいて
なんだか無性に誰かに甘えたくなってしまう夜がある。
「全部、気づいてほしいわけじゃないけど
たまには何も言わなくても寄り添ってくれる人がいてほしい」
そんなふうに思ったときは
灯りを落として、深呼吸して、少しだけ力を抜いてみて。
肌のぬくもりや、静かな時間が
“頑張ってきた自分”にそっと優しく触れてくれる。
それだけで、不思議と元気が戻るから。
誰にも言えないことも
ここではそっと、解けていけばいい。
【翔の全て】