こんばんは!CANDY TOKYOセラピストの初(はじめ)です!(*^^*)
生きていく為には、やらないといけない事が沢山ありますよね。
生活環境を整えたり。
お仕事してお金を稼いだり。
苦手な人とも人付き合いをしたり。
ただ存在しているだけなのに、生きるためには四苦八苦しないといけない。
さて、この「四苦八苦」という言葉、本来は仏教語で、あらゆる苦しみのことを指します。
四苦は人間が必ず受けねばならぬという
生、
生まれる苦しみ
老、
老いる苦しみ
病、
病を患う苦しみ
死、
死ぬ苦しみ
のことを指します。
八苦は四苦に、
愛別離苦、
愛するものと離れる苦しみ
怨憎会苦、
嫌いなものと出会う苦しみ
求不得苦、
望むものが手に入らない苦しみ
五陰盛苦、
五陰(身体・感受性・思考・衝動・認識)から生じる心身の苦しみ
の四つを加えたもの。
まぁ簡単に言ってしまえば
「世の中どうせ生きてても苦しい事ばかりだぜ」
ということを言っている訳です。
しかしそれがわかった所で、今現実に感じている苦しさが取り除かれる訳じゃない以上、そのままでは仏の教えも戯言か詭弁にしかならないでしょう。
病気や怪我をした時に欲しいのは
「大丈夫? 私に出来ることがあったら言ってね」
という心配する言葉や、
「こういう治療をすれば解決に繋がります」
という解決策や、
あるいは、心情を慮ってそっとしておくことだったり、ともかく心に寄添おうとする優しさであって、
決して
「○○なんてしてたからそうなるんだよ」
などという正論を振りかざす事ではないのです。
それは、心の病や痛みも同じです。
正しさでばかり殴られては、悪にしか縋れなくなるものです。
さて、それではお釈迦様はどうしろと言っているのか。
『諦めよ』
つまり、生きる以上どうしても思うがままにならないことを、勝手に気にして苦にしているのだから、苦にしなければよいのです。
人生では、逃げられない苦しみがあるということを『踏まえて生活していく』ことも大事なことかもしれません。
ある程度「まぁそんなものだ」と悟ってしまえる価値観の下地があれば、苦しみの予防には繋がるからです。
人生はうまくいかないものだ、ということを踏まえて、気楽にのんびり生活していこう。
そんな諦観を心の片隅に置いておけば、少しは楽に生きる為の下地が出来るのかもしれませんね。
そうは言っても!
僕は悲しい時も苦しい時も腹が立つ時も全然消えないけどね!!
ってか人間ってそういうもんだしね!!!
僕はまだまだ修行が足りないようです笑
ではでは!
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初
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