写メ投稿
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2023-08-19
【夏の終わり】
17の夏
仲のいい友達4人と
それぞれの彼女とで
飲み会をする事になった。
(ジュースでね😅)笑~
でも
僕の彼女は
親が厳しく
門限があって
夜は外出出来なかった。無理なのが解ってたから
彼女には、飲み会がある事も話さなかった。飲み会当日
一人で参加したものの
やっぱり淋しくて
つまらなくて
なんとなく
乗り切れないでいた。そんな時、突然
彼女が来てくれた。
親には友達の所へ行くって事にして無理をして来てくれたらしい。
嬉しかった。
涙が出そうになった。
いや、出た💧
(誰にも気づかれてなかったけど)笑~
飲み会の事は
別の友達から
聞いてたらしく
僕をサプライズで
驚かせようと
黙ってたらしい。
もう
大好きが止まらなかった。でも、それが原因で彼女と別れることになった。
親にバレて
僕と付き合う事も
外出も禁止され
おばあちゃんの家に
預けられた。
完全に引き離された。
携帯電話も無い時代
連絡をとる手段もなく
そのままフェイドアウト
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
あんな事
しなければ良かったとか
あぁすれば良かったとか
色んな事を悔やんで
ずっと自分を責め続けた。それから3年
1月15日
成人式が終わって
二次会に向かう車の中
運転してた友達が
「今、○○ちゃんおったで」
「戻ろか?」
って、言ってくれた。
振りかえると
大勢の人の中に
晴れ着姿の彼女がいた。
一際、綺麗だった。
一瞬、目が合った。
(ように思えた)
でも
「ええわ!」
って、そのまま
二次会へと向かった。
会いたくなかった
訳じゃない。
でも、何を話していいのかわからなくて‥‥‥
その時は
彼女との記憶が
だんだん薄れて
やっと次の恋に
踏み出せた
ばっかりだった‥‥‥‥
数日後
彼女から手紙が届いた。(内容は内緒🤫)
あの日
彼女も僕に気づいてくれて
やっぱり
目が合ってたらしい。
返事を返すのを
躊躇ってたら
しばらくして彼女から
電話がかかってきた。
3年ぶりの彼女の声
緊張した。
「久しぶり」
「元気やった?」
「今、何してるの?」
みたいな
お互いぎこちない会話で
ほんの数分で
「じゃあね」って
電話を切った。
それが本当に
最後の会話になった。
夏の終わりになると
いつもあの
記憶が蘇る
そして
この曲とリンクする
🎶君と二人で歩いた
浜辺の思い出あの時二人で語った
浜辺の思い出何も言わずに口づけを
交わした浜辺あ〜あ、もう恋などしない
誰にも告げずただ波の音だけ
淋しく聞こえる🎶
ギターの音が
刹那くてしみる
歌詞と少し違うのは
浜辺ではなく河原
そして、口づけは
交わしていない
彼女とは
プラトニックだった。
今、どうしてるかなぁ?
幸せになってくれてると
いいなあ〜って
心から思う
夏の終わり