写メ投稿
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2025-11-06
骨盤底筋って?
骨盤底筋群は、人にとって排泄や性機能のコントロール、体幹機能にまで関わるとても大事な組織ですが、意外とその名を知られていません。
“筋肉群”という名前ですが、実際には筋肉だけでなく、様々な組織が骨盤周囲とも連動し機能しています。骨盤はヒトの体の中心に位置する腰から下の空間です。寛骨・仙骨・尾骨から構成され、脊椎や股関節とつながって、体重を支え、骨格の上半身と下半身をつなぐ重要な役割を果たしています。また骨盤内には、膀胱や腸のほか、女性では子宮や卵巣など重要な生殖器官が存在しており、それらの内臓や生殖器官を保護する役目もあります。
ちょうど座った時に触れる左右の座骨の間が骨盤底で、約12~14cmの空間で20代の女性では5~9cmの厚みがあります。
骨盤の中で、それらの臓器を下から支えているのが骨盤の底にハンモックのように広がる「骨盤底筋群」です。これらの筋肉だけでなく、上の端は背骨の周りにある多裂筋、前は腹筋の深層部にある腹横筋、下は内転筋に繋がり連動し役目を果たしています。またこれらの筋肉群を包み込み、サポートしているのが筋膜です。




