写メ投稿
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2025-06-30
『幸せは、分けあってこそ。』
昨日の夜は、なぜだか胸がぽかぽかしていた。
冷蔵庫の中に残っていた白ワインを、小さなグラスに注いで、窓際でひとり。
ひとくち、口に含んだ瞬間思わず笑顔になる。ほんのした「幸せを感じる時」ってすごくうれしいよね。
心の中にふわっと灯るものがある。
幸せって、分けてあげると減るんじゃなくて、むしろ増えるのかもしれない。それはまるで、ベッドの中で重なったぬくもりみたい。
ひとりじゃ届かない熱が、ふたりだと全身に広がっていく——そんな感じ。言葉にしなくても伝わる何か。
触れた指先、目を伏せた時の沈黙、それさえもが愛おしくなる。もう若くはないけれど、この歳だからこそわかる温度がある。
焦らなくていい、奪わなくていい。
ただ、「あなたにも幸せを少しだけ分けたい」と思える瞬間があること。
それこそが、今の僕の幸せなのかもしれない。