自分自身がマッサージを受けるとき、ふくらはぎの指圧で痛みを感じることが多いです。特に、他の部位と同じ圧力やスピードで、何も考えずにグイグイと押されると、どうしても身体が構えてしまいます。

ふくらはぎはやわらかく、軽い力でも深く指が入りやすい部位です。だからこそ、相当な注意を払いながら、ゆっくりと、じんわりと押していくように心がけています。骨に当たって止まるような深さは、すでに押しすぎ。私はその「3歩手前」で止めるのがちょうど良いと思っています。

一方で、太ももや背中は、ある程度しっかりと圧をかけないと、物足りなく感じてしまうこともあります。だからこそ、ふくらはぎの圧のかけ方には、特に慎重さが求められると感じています。

マッサージの流れの中で、ふくらはぎはわりと最初のほうに触れる部位です。そこでどれだけ安心感を与えられるかが、私にとっての勝負どころ。

「ちょっと優しすぎるかな？」と思うくらいのタッチで、そっと通過したい場所でもあります