この日本に災害がどれぐらい多いかというと、日本の総陸地面積の世界に占める割合ってご存知でしょうか
1%ないです、0.2%とかそれくらい
それぐらい狭い面積の部分に、災害がどれぐらい集中しているかというと、世界の災害被害総額のうち、日本の災害被害額の割合は20%を占めます
つまり、世界の災害の5分の1を日本が背負っているということ
日本はそういう、世界的な災害大国なのです
だからこそ、日本人は不安を感じやすい人が多く、楽観的過ぎる人が少ないと言われています
ちょっと前に流行ったドラッカーのビジネス書でこんな話がある
コップの中に水が半分入っている
あなたは、「まだ半分ある」と思うタイプですか、それとも「もう半分しかない」と思うタイプですか、という話
「まだ水が半分もある」と楽観的に考える人は、日本人のうち1割もいません
一方アメリカ人は3割近くいます
「まだ水が半分もある」というポジティブ思考か、「もう半分しかない」のネガティブ思考か、別にそれはどっちでも良い
どちらにもそれぞれに、違った環境で生き延びる力があるということ
様々な土地、国の環境圧力に適応してきた結果であり、単純にどちらの性質の方がすぐれているという訳ではありません
今夜、お楽しみの方も、そうでない方も、お帰りの際は、お気をつけくださいませ