“和歌が上手く詠めますように”

“字を上手く書けますように”

こういった願いを書いた紙を祀るようになったことがきっかけとなり始まったのが七夕

平安時代から「和歌」が上手に読める技術は社会的ステイタスでした

ちなみに、この7月は別名「文月」です

七夕は、織姫と彦星を分かつ天の川と、生死を分かつ三途の川という概念が一致することから、年に一度、あの世とこの世が繋がる日と認識することができます

織姫と彦星の物語が悲劇のイベントであることは、今まで散々と語られてきましたが、これには「欲しい物のために、忠勤に励みなさい」という意図が込められています

こういった事から、七夕というイベントは、ただただ想い人同士が愛を確かめ合うだけでなく、願いや目標を再考するきっかけを与え、先祖や亡き人々を思い、生きるということをしっかり見つめなさい、という意図さえ込められているように思うのです

▲真島（ましま）

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