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  • 2022-05-16

    文章表現という暴力

    こんにちは。焔です。

    先ほど僕があるセラピストの発言に対して異を唱えるような文章を書いたところセラピスト同士が叩きあったりしたら業界として良くないのではないかというコメントをいただきました。

    まず第一にこの意見に対しては自分も完全に同意します。

    理由はこの女性用風俗という業界がまだまだ吹けば飛ぶような業界だからです。風俗というのは日常をより豊かにしてくれるようなものではありえてもこれがなければ生活できないとかそういう類のサービスではありません。

    そんな中で例えばセラピスト同士がネット上で汚い言葉で罵り合ったり攻撃しあったりしていたらそういう闇の部分が見えてしまったら「もういいや」と離れていってしまう女性が多く出てしまうと考えるからです。


    しかし、少なくとも僕の認識としては今回のことで誰かを叩きたいとか攻撃したいという考えは全くありませんでした。

    盛り上がっている話題に対して僕が考えたこと、誰かのセラピストとはこういうものだという断定する発言に対していちセラピストとしてそれは違うのではないかと思ったことを表現したかっただけです。


    もちろんその文章が攻撃性を含んでいたというのはそうなのかもしれません。

    でも何かを表現するということは本来そういうことなのではないでしょうか?

    世界に対して何かを発信するということは誰かが見ている同じ世界に対して少なからずの異を唱えるということです。

    言葉で何かを表現するというのは他のものと比べて自分の考えの正当性を主張する行為です。

    それはある種攻撃的であり暴力的なことです。

    もしかしたらその文章が誰かを傷つけるかもしれないしその文章のせいで誰かが良くない立場に置かれることもあるかもしれない。

    だからといって決して誰一人傷つけないようにするために本当の自分の考えや思ったことを押し殺して当たり障りないことだけを書いていかなくてはならないとなってしまっては違うのではないかと思います。

    豊かで深みのある業界を目指していくためにもいろんなセラピストのいろんな意見があっていいんじゃないかと思います。

    もちろん自分が書いた文章のせいで誰かを深く傷つけてしてしまったり、一定のグループの方が攻撃されたように感じてしまうかもしれないということに対する配慮というのはしなくてはいけないと思います。

    ただ、そこから逃げるのではなくちゃんと向き合った上で僕は僕の言葉で僕の信じることを全身全霊で書いていく。

    それしかできないんだろうしそのただのセラピストの表現に誰かが何かを感じてくれたらうれしいですしおもしろがってくれる人がいたらうれしいです。


    愛を込めて。