僕は、アーユルヴェーダをベースにした〖リンパドレナージュ〗のディプロマを取得しています。
このマッサージは〖オイルを使用したマッサージで肌やリンパから心にアプローチして、健康を心地よくサポートする施術です。〗
詳しくいうと、
リンパドレナージュとは、リンパの流れを手技によって活性化させ、人の身体にとって不要な異物や老廃物を集め、排出を促す施術です。
リンパは、「血液のサポート役」「血液の保険」で
リンパは、血管から染み出てきた栄養素を血管に戻したり、
老廃物や異物が血管に入らないようにしたりと、人の健康維持にとっても大きな役割を果たすのです。
このリンパドレナージュの資格を取ろうと思ったきっかけは、もともとオイルマッサージの施術をしていたので 確かな技術アップをしたかったのと
もうひとつは、僕の弟がADHDと診断されたからです。
弟はその時小学一年生で、よく緊張して言葉がどもったり なかなか落ち着きがなかったりと心配なことが多かったです。
でも、弟がADHDと診断されたとき
これは彼の個性だと。そう思いました
この個性を、僕はどう理解して何が出来るだろうと考えました。
そしてADHDを調べるうちに、
マッサージでリラックスさせることが有効だということを知って 僕は改めてマッサージについて学び直そうと思ったのです。
はじめに、僕はリンパドレナージュを受講しようとネットで調べた福岡にある教室へ電話をしました。
しかし「男性は受講できない」と片っ端から断られました。
理由は、教室では受講者同士でペアを組んで
施術のモデル役と練習役を交互に行うから、女性が素性の知れない男性がペアになることを嫌がるからだ。といわれました。
とても残念でした。
それだけ日本では男性が女性へ対して失礼なんだということを同性ながら申し訳なく思いました。
しかし、何件目かの電話で「ヘッドマッサージなら受けられる」という教室を見つけることができて
僕は女性だらけの受講者に混ざってヘッドマッサージ教室を受講したのです。
とても緊張はしたけれど、それよりも学ぶ楽しさのほうが強かった時間でした。
その受講の時間のなかで教室の先生から認めていただき、信用を得ることが出来て
僕は特例でボディーコースを受講することができたのです。
すごく嬉しかった。
そして僕は毎週 新幹線に乗って博多へ通い、リンパドレナージュの資格を得ることができたのです。
決して安い受講料ではなかったけれど、座学と実技と経営戦略を学べて楽しかったし
10人くらいの女性に加わって、絶対に男という異性のデメリットを感じさせないようにめっちゃ気を使いました。
そうやって、いろんな努力をして
いろんな人に認めてもらいながら取得できたリンパドレナージュのディプロマは、僕にとって特別なんです。
楽しい学びって、最高ですね。
これからも、もっともっと学びを取り入れて成長していきたいな。
この日記を書きながら、改めてそう思いました。