太宰治の作品に『人間失格』というのがあります。
その言わずとしれた冒頭、
「恥の多い生涯を送って来ました」
それをちょいと、
僕なりにアレンジすると
「恋の多い生涯を送って来ました」
「恥」を「恋」に置き換えるのってどうなの?
とは思いつつ、
「恋」ってそもそもが恥ずかしいものだし、
むしろその恥ずかしさを肯定したいよね、
というのが僕の考えです。
写メ日記No.2 学生時代に一番頑張ったこと
から以下、抜粋。
〝 20歳前後からでしょうか。
なんとなく、こう、「たぶんこの人とこの先なにかあるな」みたいなのが一目会ったときから直感的にわかるようになってきたんですね。
あとはその人との距離をどうやって近づけるか、みたいなことを日夜、真剣に考えていました。〟
僕ね、典型的な魚座人間なので笑、
ロマンチストで恋愛体質なんですよね。たぶん。
別に経験人数何十人!とか、
毎月誰かに告白されてた!
とかそんなことはまったくもってないんですけど、
女性経験は多い方なのかな?と思います。
(まぁ、この仕事を選んでやっているくらいなので)
で、引用そのままなんですけど、
「この人となにかあるな」っていう感覚が、
初対面の時からあったりするんですよね。
互いに発してる好意の磁気?
みたいなもの?が、掠るというか。
うまく言えないんですけども。
で、実際、その数ヶ月後に「なんかあったり」するわけです。
でもこのなかなか説明のつかない感じ、
僕に備わった一つの「第六感」みたいなもの
なのかなと思ったり思わなかったり。
それでいうと面白いのが、
女風セラピストって、
相手が初対面であってもなんであっても、
言ってみれば必ず直後に「なんかある」わけですよね。
それを承知で二人で約束をして会う。
その気恥ずかしさみたいなものはありつつ、
そういう出会いをいくつも経験できるのって、
本当に面白いお仕事だなぁと思ってます。
ふゆき