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アンモモンプートアTokyo
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写メ投稿

  • 2024-05-03

    親友と本気の萌え萌えキュンをしたらメイド喫茶に爆風が吹き荒れた話。

    先日、愛知県に住む学生時代の友人が、僕に会うためにわざわざ東京に来てくれた。久々の再会に思い出話に花を咲かせた。


    彼とは大学1年生の頃からずっと仲が良くて、大学の授業では助け合い、ゼミも同じで、何度も飲みに行った。いわゆる苦楽を共にしてきた親友だ。


    彼は地元の愛知県の会社に就職して、今は向こうで暮らしている。GWということもあり、久々に遊ぼうとなったのだ。



    そんな彼から急な提案があった。


    「メイド喫茶に行ってみたい」と。行ったことないから行ってみたいが1人だと勇気が出なかったらしい。



    ほほう。メイド喫茶ね。男2人で萌え萌えキュンか、、、、、、、、、


    うむ!!悪くない!!!!



    ということで、僕たちは互いに人生初のメイド喫茶へと向かった。




    いざ入店!!!ピンク色のドアを開けると、そこにはメイド!メイド!踊るメイド!そして何故か踊る外国人!爆音で流れる音楽!また踊るメイド!


    まさに混沌!カオス!ケイオス!なんか想像してたのと違う!


    そして、全身に浴びせられる「お帰りなさいませ、ご主人様!!!」


    くぅぅぅ〜〜、これだよ!これこれ!!待ってました〜!定番のやつ!


    外国人が踊ってるのを見た時は「あっ、間違えました〜」って帰ろうと思ったが、おかえりなさいませと言われたら、ただいまと言わざるを得ない。


    僕ら2人は顔を見合わせて戸惑いながらも、「あっ、ただいま〜……」と答えた。




    その後、メイドによる世界観モリモリのお店のルール説明を受け、席につくなり、なぜか不正入国だ!と言われ、公式アプリをインストールすれば入国を認めようと言われ、言われるがままにアプリをインストールした。そして僕らは無事、メイドの国に入国できた。


    やれやれ。メイドの国への入国とは、意外と面倒なものなんだな〜と思っていると、やっと目の前にメニューが出された。


    おっ!ついに来たか!萌え萌えキュンタイム!と思い、ワクワクしてメニューを眺めていると、


    「ご注文はQRコードからお願いしますニャン」と言われた。


    今どき、メイドの国もDX化が進んでるのね、、、とちょっと味気ない気持ちになってしまった。




    僕たちはここにくる前にがっつりご飯を食べていたので、定番らしい愛情オムライスを食べる余裕はなく、泣く泣く烏龍茶を頼んだ。。


    しばらくすると、猫耳をつけたメイドさんが烏龍茶を2つ持ってきてくれた。


    「烏龍茶だニャン!今からおまじないを唱えるニャン!」


    はい来ました。おなじないです。


    やっぱりね。僕は思うのですよ。恥ずかしがってはいけないと。恥ずかしがっていては、心から楽しめないです。何事もそうです。エロだって恥ずかしさを拭いきれなかったら、自分を解放できずに本当に気持ちよくはなれません。


    殻を破ろう!!!僕と彼は事前にそう決めていました。せっかくメイドさんが全力萌え萌えしてくれるんだ!僕たちも全力で応えなければメイドさんに失礼だ!!


    ここで殻を破らなければいつ破る??ここで本気の萌え萌えができない男に、一体なにができる???



    そのときはやってきた。。


    僕はありったけの力を込めて両手で大きなハートを作り、全身の気をハートの中心から大放出させた!!!!




    「美味しくな〜〜〜れ!!!萌え!萌え!キューーーーーーン!!!!!!!!!」




    ドォォォオオオオンンン!!!!!



    僕たちの本気の魔術詠唱により、爆風がメイド喫茶に吹き荒れた。窓ガラスは割れ、他のお客さんたちは吹っ飛び、メイドさんたちの髪は大きく揺れた。





    そして僕たちは静かに乾杯をした。


    あんなに美味しい烏龍茶を、後にも先にも僕は知らない。