写メ投稿
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2023-01-25
No.106 雨
じとっと纏わりつく空気
微かに聞こえる雨音それも君の吐息で掻き消される時折、窓に吹き付けられる雨のように波打つ君の身体…そっと優しく、触れるか触れないか艶かしき君の身体を這わせるゆっくり…ゆっくり…深く…より深く今夜の気候以上に湿った君今すぐ飲みたい濃密な蜜を無視してじっくり君の目を見ながら嗜むシーツまで伸びる糸(蜜)が一筋の雨のようにゆっくり滴る羞恥も忘れ腰が動く淫た蜜を舌が綺麗に、そして味わいながらその中心へと向かう土砂降りの雨の日僕は君へ言葉を漏らす「…美味しい…」