こんにちは!
東条 a 果南です♪
あるところに3歳位の男児がいました。
あらゆる事に興味をいだき、見て聞いて目を輝かせて触れるのです。
ある日の事です
おともだちといっしょにかけっこをすることになりました。
しかし男児は思うように脚を動かせず、何人かで走ったうちの最後になってしまったのです。
流れる涙の訳を知ることはできず、周りからはヤジが飛んでくる
男児はその時、走ることへの興味を失いました。
刹那、男児のもとへ駆け寄る人がいました
その人は男児の肩を掴み、真っ直ぐ目を見て言うのです
「ボクは前に向かって走ったかい?」
もちろん男児は全力で「前に向かって」
走っていました
「おじさんにはね、ボクが楽しくジャンプしているように見えたんだ、だから今度は風になったように走ってごらん?そうしたらきっとボクが一番速いから」
男児の目元から、涙はもう溢れてはいませんでした
人数の都合でもう1度機会を得た男児は、目を輝かせて、走る
結果は言うまでもありませんね♪
ありがとう、あなたの事はわすれない
写メ投稿
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2021-09-11
きっかけ1(小話)