こんなお話があります。
"冬の寒い日に、ハリネズミがお互いの体をくっつけて温め合おうとしました。
しかし、双方の針毛が刺さり痛くてすぐに離れてしまいます。
離れると寒いのでまた体を寄せ合いますが、やはり針毛が痛くてくっついていられません。
ハリネズミはくっついたり離れたりを繰り返して、いい距離を見つけることができたのです。"
これを人間関係に置き換えての、心の距離感の葛藤を「ハリネズミのジレンマ」と言うらしい。
これは恋愛でも起こる可能性がある微妙な距離感のことで
好きな人と親密になりたいけど
近づきすぎると嫌われたり喧嘩になったりするんじゃないかという不安から心の葛藤が生まれたりする事。
結果的に
友達以上恋人未満が1番「ハリネズミのジレンマ」に近く、僕達セラピストと女性の関係も近い関係性にあるのかな?
と思います。
僕たちは恋人でもなければ友達でもない。
しかし、僕たちもひとりの人間やからこそ
その時々でセラピストではない"男"としての感情がほんの少し出たりする場合もあります。
その"男"としての感情が出る瞬間があるからこそ、僕は機械的ではなく あなたを女性として見たりその瞬間の感情を大いに出したりする。
しかし立場的に恋人になるのは叶わない。
だけど、「恋人」や「結婚相手」みたいに
形としての関係性が近づきすぎてどちらかが傷ついたりその関係が崩れる事があるなら、お互いがある程度信頼できて良い距離を取る事で良い関係性が生まれるならそれがいいのかな?と僕は思います。
本当は「ヤマアラシのジレンマ」と言うらしいが「ハリネズミのジレンマ」という言葉が世の中に浸透したきっかけは、新世紀エヴァンゲリオンの影響とされているらしい。
今回は僕の大好きなハリネズミに置き換えて日記にしてみましたとさ♪
ハリネズミ(人間)が
身体(心)を寄せ合いたいが
近づきすぎるとお互いの針毛(心)が痛い(傷つく)という事が起こりうる……
それならば、お互い恋人という、形として近づきすぎない距離を良い感じに受け取り、今後もより良い関係性が続きますように…。
「ハリネズミのジレンマ」と言うくらいだから人によっては色々な葛藤があると思う。
でもそれをジレンマと感じさせないくらいの素敵な関係性が今後もたくさんの人に生まれますように✨
先日食べたハリネズミのラスク♥️
美味でした٩(*´︶`*)۶