写メ投稿
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2026-01-04
逆回転する街と残響の声と、透き通った夜
針が伸びる時計塔を抜けて
逆回転する街の流れ
ガラスから零れる灯が
音の道を照らし
チューニングが合っていくポケットの魔法を取り出して
音楽に寄りかかる
夢に潜るまで
残響の声が
漂っていてほしくて揺れるフロアに
周波数を合わせる
点の雨が降り
朝の扉を潜るまで
旅人の夜をもう少しだけページの端の会話
薔薇の匂いが刺さり
溶けない感情の中で
希望の一言だけが
胸に残る鏡に映る蝶
ソファで感じる温もり
円を描くリズムが
柔らかく沈み
上書きのコードが流れる煙が薄れたブラック
温もりを置いたまま
溢れては巡る
透き通った夜の
名残みたいに繋がる記憶を叩いて
声を探す
霧の森を越え
洞窟の奥へ
落ちてしまわないように積み上げる日々にベットして
見上げた雲の隙間
降り注ぐ光に
流れ星の願いを
そっと込める列車が来るまで
霧の雨が外で降る
小屋の中で
音と一緒に
息をしていたい


