写メ投稿
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2025-12-24
白い鱗と星の欠片と、鏡の中のドラゴン
オレンジが沈み
ガラスの陽が眠さを誘う
泳ぐ雲は逃げ足が早く
髪をかすめて
物語の道が続くコンパスが地図を描き
鉛筆が転がる
波のリズムが
光る音を編み
丸い毛糸が温度を守る空を泳ぎ
海にトンネルを作り
自由の咆哮が
鱗の迷路のように
ジグザグの道を造る陽射しを受ける横顔
鼻をなぞる影
異世界から覗く気配が
心の奥を突き
視線を逸らす夢を挟んだ栞
英雄の台詞
吸い込んだ炎のチャージ
静かな森の呼吸で
眠っている鏡の中のドラゴン
三次元の輪郭
指が触れ
物語の先へ飛び立つ
諸刃のエネルギー白い鱗が
花が落ちるように剥がれ
蕾の隙間から
熱でも夢でもない
素の温度が覗くジュークボックスから発車する汽車
アンドロメダを目指し
星の欠片を避けるように
次の世界へ
メロディを流し続けるネオンが消えた夜
光は滲み
聴き慣れない感情が
逆鱗を隠したまま
雨の空を走る「あのさ、」で止まる時間
内に秘めた火種
クエストが決める冒険
ドラゴンと並び
あの城へ旅立つ


