写メ投稿
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2025-12-06
闇の中の月
滲む光輪をまとった月は
光のない秘部の奥でゆっくりと佇んでいる
その柔らかな白い光は、
触れればひび割れてしまいそうなほど繊細で、
それでいて、指先をそっと誘うような温度を帯びています
雲に薄く包まれた輪郭は、
まるでヴェール越しに覗く肌の曲線のように曖昧で、
見えるほどに、見えない部分がいっそう熱を帯びる
温かく濡れた闇の中で、
月はただひとつ、
ゆるやかに脈打つ身体をさらし、
「オーガニズムのポイント」と誘導しているかのようです
今日もあなたの月を探り当てて、脳まで届けます



