僕ね、朝からずっと気になってる

ふとした瞬間に、どこかで頑張りすぎてる人って、肩を落としたまま深く息をつくことがあるんだよね

誰にも見せてない小さな疲れとか、言わずに流してきた想いとか

そういうのを想像すると、なんだか胸が熱くなる

 

僕はね、そういう時にそっと思うんだ

ただの“役割”じゃなくて

誰かの立場でもなくて

ひとりの女性として、すっと楽になれる時間を味わってほしいって

 

自分のことは後回しにしてきた人ほど

どこか奥に眠らせてきた欲とか、甘さとか

あたたかくてやわらかいものが、ふっと目を覚ます瞬間がある

その変化の空気が僕、めちゃくちゃ好きなんだよね

気づくと僕まで熱くなる

 

静けさの中で、肌が近づく気配みたいなものを感じると

指先よりも先に、心が反応する

ああ、こんな時間を味わってほしかったんだ…って

僕の方が少しドキッとしてたりする

 

ほんの少し、自分の欲を思い出すだけで

世界ってこんなに色っぽくなるんだなって思う

そういう瞬間を、また誰かが取り戻せたら嬉しいな

楽しむ気持ちって、思ってるよりずっと艶っぽいんだよね

僕はそういう時間がたまらなく好き

 

今日も会いに来てくれたら…なんて言わないけど

もし誰かの中で、ちょっとだけ熱が生まれてたら

それだけで僕は十分満たされる

大人の女性って、本当に綺麗だよね

そのままで、甘くて強くて色っぽい