「オーガズム」って、言葉ではよく聞くけど、実際のところどんな感覚なんだろう？

そう思う方も多いんじゃないでしょうか。

 

実はこれ、はっきりと説明するのはとても難しいんです。

なぜなら、人によって感じ方が全然違うから。

同じ人でも、その日の体調や気持ちの状態で大きく変わることもあります。

 

よく例えられる感覚

 

多くの女性が共通して口にするのは、

• 「全身がじんわり熱くなる」

• 「波のように押し寄せてくる快感」

• 「体の奥から溢れてくるエネルギー」

 

といった表現です。

体がふわっと軽くなったり、逆に力が抜けて震えるような感覚が続いたり。

ときには「涙が出てしまった」という方もいます。

 

たどり着くまでのプロセスも大切

 

オーガズムそのものだけでなく、そこに向かっていく過程もとても大事です。

 

安心感をもって、ゆっくりとリラックスして、心地よい刺激を少しずつ積み重ねていく。

そうすると、体も心も少しずつ解放されて、自然とクライマックスに近づいていきます。

 

「感じなきゃいけない」と思わなくて大丈夫

 

「オーガズムに達しなきゃいけない」とプレッシャーを感じると、

逆に体が緊張して、なかなかうまくいかないこともあります。

 

セラピストとして大切にしているのは、結果よりもその過程での心地よさです。

「今日はここまで心地よかったな」

「前よりリラックスできたな」

そんな小さな発見を積み重ねるだけでも十分意味があると思っています。

 

オーガズムの感覚は、一言では言い表せないほど多彩で、個性があります。

「これが正解」という形はありません。

 

大切なのは、自分のペースで安心して心地よさを感じていくこと。

その先に、自然と“自分だけのオーガズム”が見つかるのだと思います。