写メ投稿
-
2025-09-17
コーヒーと詩と、紡ぐ言葉
煙が揺れる朝のコーヒー
回転するドーナツは愛を唄う
思いつくままのステップで音を蹴り
時計の針は静かに止まる盲目の深い底で
日常に埋もれた光を見つけ出す
栞を挟んだストーリは
やがて甘い雫のように溶けていくいつもの日常をドリップし
紡ぐ言葉は円を描く
巡り巡る詩は彼方の旅人に届き
遠い街から小さな歌が返ってくる言葉は時空を超えて
海と月にゆっくりと落ちていく
時が経ち 寒い季節の香りがしても
きっと手に包んだ未来は暖かい繰り返すざわめく日常
閉ざされていた光が震え
言葉の羽根となり
まだ見ぬ未来を
温もりで包み込んでいく