こんばんは

今夜は、ホテルのラウンジで、ひと息ついています

 

照明は控えめで、声は自然と落ち着いたトーンに、

グラス越しに映る灯りが、ゆらゆらと揺れていて、いい気分になります

 

隣の席では、ひとりの男性が静かに赤ワインを飲んでいて、

姿勢が美しくて、どこか“物語”を背負っているような横顔でした

 

ああ、きっとこの方も、

いろんな夜を越えてきたんだろうな

そんな風に思ったら、胸の奥がほんの少し熱くなって

 

言葉には出さずとも、同じ空間にいるだけで、

気持ちが交わることって、あるのかもしれませんね

ちょっとカッコつけすぎですかね笑

 

ホテルのラウンジって、

日常の「続き」ではなくて、少しだけ「はじまり」の匂いがします

 

それは恋とか、何かが起こるという意味じゃなくて、ただ、“ここから何かが動き出すかもしれない”っていう、淡くて、静かで、でも確かな気配

 

僕は、そんな時間がとても好きです

 

日常から少しだけ距離を置いた場所で、

肩の力が抜けて、ふっと笑える誰かがいたら…

それだけで夜は、甘く静かなものになります

 

さて、もう少しだけ、グラスの中の琥珀を楽しんでから帰ります

おやすみ前の、静かなひとときに乾杯🥂✨