写メ投稿
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2025-08-21
不自由と光と、自由
星が輝く夜に
腕の中へと舞い下りたギフト
その瞬間、心に風が吹いた抱きしめるとあたたかく
閉ざしていた扉の奥に眠る
“本当の自分”を目覚めさせてくれるその存在は
美しく、太陽のような香りをまとい
不自由の中で輝く
ひとつの自由だったひとりで奏でていた旋律は
ふたりになり、複雑に重なり合う
響きは深まり、鼓動と共鳴し
川はやがて海へとたどり着く守るべき光があると知った時
自由の風は激しさを増し
遥か遠くまで飛んでいった地面に溜まった雫は
夜空を照らし
また誰かの“本当”を映し出すだろうその光に触れた瞬間
隠していた影も淡く溶けていく
弱さも強さもひとつの色となり
胸の奥で静かに灯り始める広がった灯りは波紋のように揺れ
まだ見ぬ誰かの心を照らす
風は重なり、やがて大きな流れとなり
空はひとつに繋がっていく