頭の良い人は仮説立てが上手いっていうのを昔聞いたことがあります。

 

灘高校という日本トップクラスの偏差値を誇る高校がありまして、

その高校の生徒がプロスピという野球ゲームの携帯アプリにはまったそうです。

 

このゲームはピッチャーがとても大事でして、

相手バッターを抑えるために

どの球種を、どのコースに、どのカウントで投げるのかを戦略的に考える必要があるわけです。

 

山本由伸の多彩な変化球で打ち取る人、

千賀滉大のストレートとフォークの組み合わせで三振を取る人など、、、

皆が様々な戦略を立ててこのゲームをやっていたわけです。

 

そんな中、この灘高生徒は、

「大谷翔平のストレートってめちゃくちゃ速くて打ちづらいし、全球大谷のストレートが1番抑えられるんじゃないか？」

という、当時の環境ではありえないと思われる仮説立てを行います。

 

結果その生徒はのちに行われたプロスピ全国大会で、

大会通じて大谷翔平のストレートのみで投げきり、優勝しました。

 

仮説立てが上手い、というのは、

「こんなことありえない」という先入観(バイアス)を取っ払って物事を思考できる、

という言い換えにもできるんですかね。

 

 

この仮説立ては日常的に意識して使うようにしています。

 

青信号だけど子供が飛び出してくるかもしれない

とか

 

 

仮説立てとはつまり、かもしれない運転です。

今日も張り切っていきましょう。