私が最初みてたアニメはドラゴンボールZでした。
友達が紹介してくれました。
私の子供の頃、まだアメリカで日本のアニメがあまり知られてなかったです。
ドラゴンボールZは土曜日の朝5時に放送されました。
起きるのが大変でしたが、頑張って起きて観ました。
当時、全然知られなかったので、全話の吹き替え版が出来なかったです。
悟空がナメック星に到着するまででした。
次の週、「今回は続き観れるかな」と期待して土曜日朝5時起きて観たら…ラディッツが地球にくるシーンで大ガッカリです。
続きはどうしても観たくて、吹き替え版に諦めて字幕版を観るようになりました。
なんか…全然違う番組でした。
英語版ではさまざまなことが検閲されました。
例えば、「死ぬ」ことでも許されてなくて、大怪我負ったら「別の世界にいった」みたいな言い方でした。
悟空のキャラも、英語版で一般的なヒーローな感じになりました。
また声も…外国人として、最初に「そんな高い声がないだろう」と思いましたが。
でも、観るたびになれていて、これが本当のドラゴンボールだと目覚めました。
吹き替え版でこんな大幅に変わるなんてとビックリしました。
もう英語版に頼れず、字幕でも使わず、もし日本語が分かればそのまま観れていいなと思いました。
だから、大学を入学した時、勉強する外国語を選ぶ時に日本語にしました。
そして今、日本で生活しています。
この日記も、日本語で書いています。
ドラゴンボールが私の人生の軌道を変えたと言っても過言ではありません。
子供のころ、ドラゴンボールファンになれなかったら多分日本に住んでないでしょう。
今までの経験、今までの出会いは全くなかったでしょう。
自分も、別人になったでしょう。
ドラゴンボールは日本とアメリカだけじゃなくて、世界中に愛されていると思います。
私みたいに人生に影響されている人たちが結構いると思います。
そんなものを作れる人は伝説的人物だと間違えないです。
伝説的な人物は消えません。感動を受けた人々の心にずっと存在します。
鳥山先生、ありがとうございました。