写メ投稿
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2024-01-10
2024年 1月10日 水曜日
被災された方々には
心からお見舞い申し上げます。復興に尽力されている皆様には
安全に留意されご活躍されることを
お祈りいたします。全国の気象情報
最大震度7を観測した能登半島地震の被災地は、厳しい寒さが続いているほか上空の寒気の影響で大気の不安定な状態が続いています。地震の揺れで地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあり、気象庁は警戒を呼びかけています。
今月1日に発生した能登半島地震では、▽石川県の志賀町で震度7の激しい揺れを観測したほか、▽震度6強を能登地方の各地で、▽震度6弱を新潟県長岡市で観測しました。
北陸では上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になっていて石川県の能登半島を中心に雨が降っています。
北陸や新潟県では大気の不安定な状態が続き、断続的に雷を伴って雨が降る見込みで、11日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで▽新潟県と富山県、石川県で30ミリ、▽福井県で20ミリと予想されています。
地震の揺れで地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まることから、気象庁は石川県の▼輪島市、▼珠洲市、▼七尾市、▼中能登町に大雨警報を発表し、10日夕方にかけて、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
また、被災地では8日からの雪が残っているところもあり相次ぐ地震で損傷を受けた建物は積雪の重みで倒壊するおそれもあるため、注意が必要です。被災地では10日も厳しい寒さが続き、10日午前5時までの最低気温は▽石川県珠洲市で2.8度、▽輪島市で3.1度、▽七尾市で4.4度、▽志賀町で4.9度などとなっていて、日中もあまり気温が上がらない見込みです。
過去の地震では、避難生活の中で命を落とす災害関連死が多く発生しています。
特に低体温症に十分注意して家族や周りに体調を崩している人がいないか声をかけあい、できるかぎり暖を取って定期的に体を動かすなど対策を心がけてください。能登地方やその周辺を震源とする地震活動は活発な状態が続いていて、時折、強い揺れを伴う地震が発生しています。
9日も▽新潟県で震度5弱の揺れを観測したほか、▽石川県でも震度4を観測しました。
震度1以上の揺れを観測した地震は、10日午前4時までに1281回にのぼっています。
気象庁は今後1か月ほどは最大震度5強程度かそれ以上の揺れに注意するよう呼びかけています。