おはようございます

櫻井です

暖かく湿った空気の影響で、北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になっていて、北海道では激しい雨が降り、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
気象庁は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。

4日は昼前から夕方にかけて栃木県でレーダーによる解析で1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が相次いで降ったとみられ、5回にわたって「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

この時間は、北海道に発達した雨雲が流れ込み、午前6時までの1時間には国土交通省が北海道夕張市に設置した雨量計で45ミリの激しい雨を観測しました。

これまでに降った雨で北海道では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

大気の不安定な状態は6日にかけて続く見込みで、西日本でも雨が強まり局地的に雷をともなって1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

6日の朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多い所で
▽四国で150ミリ、
▽九州北部で120ミリと予想されています。

気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や川の氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。

西日本と東日本の太平洋側では強風や高波にも注意が必要です。

一方、日本の南にある熱帯低気圧が5日にも台風になる見込みで、6日にかけて沖縄県の大東島地方に接近するおそれがあり沿岸ではうねりを伴って波が高い状態が続く見込みです。

その後やや発達しながら北寄りに進んで7日の木曜日以降、東日本に近づくおそれがあり、今後の情報に注意してください。