写メ投稿
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2025-09-10
?? 秋の始まり、続き ?
#4
彼に近づくほど、
胸の奥で小さなざわめきが広がっていく。
こんな気持ちになるなんて、
想像していなかった。
心が揺れるたびに、
一歩引きたくなる自分と、
もっと近づきたい自分がせめぎ合う。
「無理しなくていいよ」
そう囁かれた瞬間、
堰を切ったように肩の力が抜けた。
戸惑いも不安も消えたわけじゃない。
けれど――その全てごと、
彼に委ねてみたいと思ってしまった。
秋の夜風に背中を押されるように。
—続く—
#官能小説 #女性視点 #秋の夜 #心の揺れ #秘密の時間