写メ投稿
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2025-08-25
【第二編:屋台の灯りと、手のひらの距離】(2/1)
「こういうの、いつぶりですか?」
克也が渡してくれた冷たいラムネ。
受け取る指先が、そっと触れる。
「…10年以上ぶり、かも」
屋台の明かり、浴衣の擦れる音。
まるで、学生時代に戻ったような気持ちになった。
けれど、彼の視線は、全然違う。

「歩きづらくないですか?」
「……ちょっと」
「じゃあ、手、貸しますね」
差し出された手は、優しく、でも男の人の温度だった。
繋がれた指先が、じんわりと身体の奥を熱くする。
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