写メ投稿
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2025-08-16
熱中症を防ぐには?その2
つづき
子どもは、体温を調節する機能がまだ十分に発達していないため、熱中症になりやすいのです。また大人に比べて身長が低いので、地面からの照り返しの影響を受けやすいのも原因のひとつです。大人の顔の位置で計った気温が32℃の場合、子どもの位置では35℃に、ベビーカーの中はさらに高温になります。暑い日には帽子をかぶらせ、冷やした飲み物を入れた水筒を持たせて、長時間外で遊ばせないようにしましょう。
お年寄りは、若い人よりも暑さやのどの渇きを感じにくく、水分補給が遅れて、気付かぬうちに脱水状態になることがあります。次第に汗をかきにくくなり、体温調節の機能が低下して、熱中症になってしまうのです。また蒸し暑い夜でもエアコンを我慢したり、トイレが面倒だからと水分補給を控えたりしがちです。独り暮らしや、家族と一緒に住んでいても昼間は一人で過ごすことの多いお年寄りには、声をかけるなど周囲の気遣いが特に大切です。
つづく